液体ミルクの日本国内の製造と販売が2018年8月に解禁されました。
液体ミルクの正式名称は「乳児用液体ミルク」です。
液体ミルクは水を使わず、開封してすぐに飲めることから「災害時や外出時」の利便性が高いことで注目されています。
外国では液体ミルクは普通に出回っていますが、日本での液体ミルクの使用例はほとんどなく「液体ミルクって何?」という人が大多数だと思います。
そこでここでは、
- 液体ミルクとは
- 液体ミルクの日本解禁はいつから
- 液体ミルクはどこで買える?
- 液体ミルクの通販購入と値段、賞味期限
- 乳児用液体ミルクの口コミ評判
について、わかりやすくまとめてみました。
液体ミルクとは
液体ミルクとは、粉ミルクのように水やお湯で溶かす必要がなく、そのまま飲める乳児用のミルクのことです。
液体ミルクの成分は、粉ミルクとほとんど同じです。
液体ミルクは手軽に乳児用のミルクを作れることから、外国では災害時や外出時に重宝されています。
実は、熊本地震や北海道大地震の時にも、「液体ミルク」が配られています。
災害時は、断水などが起きて水が使えなくなることも多く、衛生環境も不安になりやすいです。
そんな時に製造段階ですでに滅菌され、すぐに飲める「液体ミルク」は子供を育てる母親にとっては嬉しいですよね。
液体ミルクの日本販売はいつから
では、そんな便利な液体ミルクはいつから日本で販売されるのでしょうか?
今まで日本で液体ミルクが販売されなかった理由は「液体ミルクの規格基準」がないためでした。
しかし、熊本地震などの災害時に「液体ミルク」の需要が高かったことから、政府は液体ミルクを解禁することを決定しました。
液体ミルクが販売されるまでの流れ
- 厚生労働省が原材料や添加物、滅菌方法などの液体ミルクの規格基準を作る
- 規格基準に沿って、メーカーが商品を作り、安全性や危険性のチェック
- 消費者庁の許可
- 販売開始
という流れになります。
そのため、これから規格基準を決めて、メーカーが商品を作り、許可を取るという流れになります。
液体ミルクの日本販売はいつ?
2018年8月に液体ミルクの製造と販売が解禁されました。
これから先程の4つのステップを踏むので、日本国内に液体ミルクが流通するのは「2019年以降」と予想されています。
日本で大規模災害が多発していることから、急ピッチで液体ミルクの販売に踏み切ると思うので、おそらく2019年には流通するのではないでしょうか。
液体ミルクの値段
液体ミルクのデメリットとして上げられるのが、値段の高さです。
液体ミルクは粉ミルクよりも設備投資や衛生管理などの製造コストがかかるため、粉ミルクよりも通常2〜3倍の値段差がついています。
粉ミルク800g×2個で4,000円円弱なので、液体ミルクの値段がこの2倍〜3倍となるとやはりデイリー使いは難しい。
非常時や外出先など緊急時に使うのが良さそうです。
液体ミルクはどこで買える?
2018年8月に「液体ミルクの製造と販売」が許可されたばかりなので、まだ日本国内で液体ミルクは販売されていません。
2019年以降にメーカーが販売開始すれば、現在粉ミルクを売っている「ドラックストアやスーパーなどの店舗」で、液体ミルクも購入できるようになると思います。
災害時などの非常用に備蓄しておきたいという方は、通販購入がおすすめです。
液体ミルクの通販購入
日本製:三育ソイヤラックスネオ
有機農法・無農薬オーガニックで作られた液体ミルクで、子供が生まれてからすぐ飲ませることができます。
牛乳成分は含まず、植物性大豆100%で乳児に必要な栄養分を含んでいます。
韓国産:液体ミルク
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評判が高く、値段が安い、韓国のLG生活健康が作っている液体ミルクです。
液体ミルクで有名な北欧からの輸入品と比べると値段は半額ほどで、商品もしっかりしていてお得な液体ミルク。
液体ミルクの賞味期限
液体ミルクの賞味期限は、6ヶ月〜12ヶ月となっています。
液体ミルクの多くの商品は、大体1年は持つように作っているようです。
災害時用の保存水は5年〜7年持つものがあるので、もうちょっと賞味期限が長いと嬉しいですね!
乳児用液体ミルクの口コミ評判は?
乳児用液体ミルクの口コミ評判をまとめてみました。
災害時に液体ミルクは赤ちゃんには必要だと思う。
でも、災害時に初めて飲むには親も不安だし、本人も初めての味にビックリするかもしれない。だから、日常でたま~に試しておくのも災害への備えなのかもしれない。
液体ミルクどこでも買えるのかな?
まだ近所では見かけたことないけれど。— あすか (@akka5296) 2018年9月18日
日本でも海外製の液体ミルク買えるなら試してみてはどうですか?私は海外なので使ったことあるんですが、超便利ですよ!専用の乳首付けるだけで完成です。10秒くらいです(笑)ただ、高いから毎回はムリですけど。。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
味は日本のミルクのが甘くて美味しい気がします。— てぃみぃ (@timmy_ee) 2018年8月20日
液体ミルクがやっと普及してきたと思ったら「災害の時こそ母乳メインに!」「液体ミルクは衛生面や味が独特なので飲まない赤ちゃんもいる」「母乳はストレスでは止まらない」等…母乳を何が何でも出させる専門家の人のRTが恐怖だった。
— Sho🎃👻 (@deco_work) 2018年9月19日
液体ミルク、フィンランドからたくさんもらったので妹に少しおすそ分けしたら早速めっちゃ役に立った。ただ、子供は「ん?味がなんか…違うバブー」って感じだったので国産はよ! pic.twitter.com/nwISCdGh3D
— かんべみのり@書籍発売中 (@minorikambe) 2018年8月9日
味はともかく、かなり便利な物であることは確か。特に外出時、緊急時、災害時の避難所などですごく役に立つのではないでしょうか。。#液体ミルク pic.twitter.com/U8l91EgxcA
— ままでりこ (@mamaderiko) 2018年8月8日
娘のミルクは液体ミルクだった。(大豆ミルクだった為)味は癖があるけど娘はグイグイ飲んでくれてすぐに馴染めた。持ち歩きは重くって温めるのはちょっと手間がかかるけど備蓄には最適だった。何十年もオーガニックで作ってる実績有り、国産。大人のフアンも。
ソイヤラックには助けてもらいました。— 鉄のお嫁 (@tetu_no_oyome) 2018年7月14日
完母でいけるご家庭でも日本は災害が多いから、一日一回は哺乳類で粉ミルクを飲む練習しておいたほうがいいかもね。
そして国産の液体ミルクを早く流通させて、その味を覚えてもらっておかないと。
緊急時に他の国から輸入しても多分赤ちゃん飲まないよ。
— あんな (@annapandatiger) 2018年7月14日
液体ミルクは、利点だけをみると本当に普及が必要ですね。ただ高価ですし、粉ミルクより消費期限が短く在庫管理は細やかでなくてはいけないし、味も独特で、安全のため飲み残しを破棄することが災害で物資不足のときにもできる教育の普及も必要になり、そこのシステムづくりも必要ですよね。
— 戸田 千 (@miyakowasureLC) 2018年7月8日
液体ミクルの口コミ評判をまとめると、
- 液体ミルクは急遽使う場合に、とても便利
- 液体ミルクの味(外国製)が独特で子供が飲まない場合がある
- 日本で製造した液体ミルクの味が気になる
など、今後液体ミルクに期待する声が多いようでした。
粉ミルクしか飲めないという選択肢に、液体ミルクも選べるという選択肢が増えることは嬉しいですよね!
まとめ
液体ミルクの日本国内の製造と販売が解禁され、日本に流通するのは2019年頃だと予想されます。
台風での災害・暴風雨・巨大地震など、災害時に停電や断水になることが日本でも多発しています。
災害時に備蓄や液体ミルクなどがあると、ちょっと安心しますよね!