「採血後の腕が内出血で青い!?」
血液検査や献血など、採血をしたあとの腕が青あざができてしまったり、腫れてしまいびっくりしますよね。
- 内出血の原因って何?
- いつもよりも内出血がひどい…
- どれくらいで治るの?
- 早く治す方法が知りたい!
このような疑問や悩みをお持ちの方も多いですよね。
ここでは採血後の内出血に関して【原因】【期間】【痛み】【早く治す方法】【防ぐ方法】についてまとめてみました。
採血後の内出血の原因
採血後に内出血が起こる原因は、
- 血管に注射の針をさすことで出血する
- 採血中、血管外に血液が漏れてしまう
- 採血後の圧迫が足りない
などが考えられます。
内出血は高齢者や血管が細い人、血圧をサラサラにする薬を飲んでいる人などが起こしやすいです。
内出血が起こる期間は?
内出血は一定期間をすぎれば基本的には消えます。
消えるまでの期間は体調や体質などによって個人差はありますが、
- 早い方:2〜3日ほど
- 長い方:3〜4週間ほど
で落ち着きます。
内出血の大きさも個人差があり、大きい方は15センチほどになる方もいます。
内出血を起こし消失するまでは色も変化し、
といった経過をたどる方が多いです。
最初は青や青紫、赤色と結構目立つ色でびっくりしますが、だんだん色は薄くなり消えていきます。
1ヶ月を過ぎても内出血が消えない場合は医師に相談することをおすすめします。
痛みはある?
採血後の内出血は打ち身と同じなので、痛みが伴うことが多いです。
なかには採血後が腫れたり、まれにしびれを感じる方もいます。
腫れや痛み、しびれは日にちが経過し、色が落ち着くとともに治まる場合がほとんどです。
内出血を早く治す方法は?
内出血は、日にちが経てば自然と治ります。
でも。見た目が痛々しく目立つため、なるべくなら早く治したいですよね。
採血後の内出血を早く治したい方は次の方法を試してみることをオススメします。
方法1:採血した当日は冷やす
採血直後の腫れや痛みは、まずしっかり冷やすことが大切です。
腫れや痛みが軽減されます。内出血の広がりを抑えることができます。
方法2:翌日以降は温める
採血した翌日からは、内出血を起こしている部分を蒸しタオルなどで優しく温めます。
血流を促進すすことで、血液とリンパ液の流れが速くなり、自然治癒力が高まり治りが早くなります。
内出血を防ぐ方法は「止血」
採血後の内出血を防ぐ方法は「止血(圧迫)」です。
採血が終わったら、注射した部分を強めに止血します。血がにじんでいなくても5分以上の圧迫は続けるようにしてください。
採血後の内出血で一番多い理由は実は止血不足によるものです。圧迫する時間が短かったり力が弱いと完全に出血が止まっていないことがあります。
きちんと止血しなかったために、血管から漏れた血が皮下にたまって内出血を起こすのです。
止血方法は「垂直に押す」のがポイント
止血方法は、採血した部分を垂直に上からぐっと押して5分~10分の圧迫するのがポイントです。
採血箇所を揉むのはNGです。血が皮下ににじみ出て内出血が悪化してしまいます。
また、採血当日は以下の点も注意して生活するようにしてみてください。
内出血を防ぐための注意点
採血後は採血した側の腕に負担がかからないように注意が必要です。
- 採血した腕でバックやカバンなど重たいものを持たない
- 腕を強曲げ伸ばしする
などです。
負担がかかると再出血する場合もあるので止血後も注意が必要です。
まとめ
採血後の内出血の原因は医療スタッフ側の原因もありますが、止血不足も多いです。
採血後の内出血を防ぐ方法を簡単にまとめると…
- 採血後は5分以上しっかりと止血する
- 採血後は採血した腕に負担をかけないようにする
です。
内出血は結構目立ちますし、できれば人に見られたくないですよね。
「5分以上…」は意外と長いと感じる方も多いと思いますが、後になって内出血に悩まないようしっかり行うようにしてくださいね。