体温調節ができないのは病気?視床下部の中枢機能低下が原因!改善策も

体温調節ができない

「体温の調節ができなくて困っている」「熱いのに汗をかけない」

これって、病気なの?と焦りますよね。

実は、私も体調が悪くて、岩盤浴に行ったのに全然汗をかけなくてビックリして不安になったことがありました。

「自律神経失調症」になると、汗をかけない症状が出るということを聞いたことがあり、色々と調べてみました。

ここでは、「体温調節を行う場所」「体温調節ができない原因」「体温調節ができないことの解決策」などをまとめてみました

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体温調節を行うのは脳の視床下部

体温の調節はどこで行うのか知らない人も多いのではないでしょうか?

実は、体温調節は身体ではなく脳で行っています

脳にある視床下部には【体温調節中枢】という場所があり、そこで外の環境や体内の環境に合わせて体温調節を行います

「体温調節中枢」とは司令塔のようなもの!

この「体温調節中枢」があることで、体温を一定に保つことができます。人間の体温が大体36〜37度に保たれているのは、この機能のおかげです。

体温調節中枢の役割

  • 【外が暑い時】には、血管を膨らませ汗をかきやすくして、熱を放出します。
  • 【外が寒い時】には、筋肉を振動させ、熱を蓄えます。寒い時に震えるのはこのためです。

体温調節ができない原因は?

体温調節ができない原因は、この【体温調節中枢】が上手く機能していないことを現しています

では、なぜ「体温調節中枢」が上手く機能しなくなったのでしょうか?

実は、具体的にここが原因ですと言えないのです。

そのため多くの場合、診断名は「自律神経失調症」と言われることになります

つまり、心の問題。

自律神経失調症とは?

精神的に落ち込んだり、ずっと不調な感じが続いたり、身体の一部が痛んだりと人によって出る症状が違ってきます

【身体的な特徴】

頭痛、動機、息切れ、胃の不快感、下痢や便秘。また、疲れやすい、ダルい、食欲がない、眠れない、朝起きるのが辛いなどの症状が現れます。

【精神的な特徴】

イライラする、なにもやる気がない、無気力、落ち込むなどの特徴が現れます。

自律神経失調症になる原因は?

「日々の生活習慣」「運動不足」「食事」「ストレス」「睡眠不足」などが挙げられます

確かに、私の場合はこれらが当てはまるなと思います。

日々、パソコンの前で1日12時間位、毎日仕事をしていたので、運動不足にもなり、睡眠もよく取れず、パソコンを長時間見ながら考え事をしているので、頭が一杯一杯になっていました。

そして、イライラしやすく、朝起きると、もう既に疲れている状態でした

これが、自律神経失調症というものだったんですね…。

体温調節を改善させるには?

リラックス

自律神経失調症は、基本的には心が疲れ切っていて、脳の視床下部が正しく機能しなくなっている状態です

改善させる方法は人によって異なりますが、

  • 太陽に当たる
  • 散歩する
  • ストレスを発散をする
  • 自分が好きなことをする

など、疲れた心を回復させることをしましょう!

私の場合は、ずっと考え事ばかりしていたので、「岩盤浴に行き、もう何にも考えない!」と決めてのんびりしていました。なんと岩盤浴に3時間30分滞在!

次の日は、岩盤浴の影響でかなり疲れましたが、二日後には元気になっていました。

自分なりのストレス発散方法を見つけておくと良いと思います。

まとめ

自律神経失調症の怖いところは、自分で症状を自覚することが難しいことです

頑張り過ぎる人は、心身が疲弊していて悲鳴を挙げているのに、これではダメだと更に一生懸命頑張ってしまいます。

「身体は悲鳴をあげ、頭は頑張らないと!」の綱引きで余計にストレスを溜めてしまいます

そうなる前に、疲れたなと思ったら早めに休憩をするなど、自分なりのリラックス方法を見つけてストレスを発散するように努めましょう。

重症になると回復もしにくくなってしまいます。

「体温調節は心から」ということを覚えておいて下さいね!

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