ボクシングが好きで自分でやったり、テレビでよく見ているけれど、実際にボクシングの全階級と体重差をわかりやすくまとめたものがなかったので、作ってみました!
ここでは、「ボクシングの全階級・体重・有名日本人チャンピオンの一覧表」と「それぞれの階級で体重がどのくらい違うのか」「階級の意味や由来」について、簡単にわかりやすくまとめてみました。
ボクシング全階級表
誰もがわかるようなチャンピオンを中心に、わかりやすさを重視してまとめてみました。
階級 | 体重 | 世界チャンピオン |
---|---|---|
ミニマム級 | 47.61kg | 井岡弘樹 井岡一翔 大橋秀行 高山勝成 |
ライト・フライ級 | 48.97kg | 具志堅用高 渡嘉敷勝男 拳四朗 |
フライ級 | 50.80kg | 井上尚弥 亀田興毅 亀田大毅 白井義男 内藤大助 比嘉大吾 |
スーパー・フライ級 | 52.16kg | 徳山昌守 渡辺二郎 鬼塚勝也 戸高秀樹 川嶋勝重 |
バンタム級 | 53.52kg | 山中慎介 辰吉丈一郎 薬師寺保栄 ファイティング原田 |
スーパー・バンタム級 | 55.34kg | 西岡利晃 |
フェザー級 | 57.15kg | 長谷川穂積 |
スーパーフェザー級 | 58.97kg | 内山高志 粟生隆寛 |
ライト級 | 61.23kg | 畠山隆則 ガッツ石松 |
スーパー・ライト級 | 63.50kg | 浜田剛史 |
ウェルター級 | 66.68kg | |
スーパー・ウェルター級 | 69.85kg | 輪島功一 |
ミドル級 | 72.57kg | 竹原慎二 村田諒太 |
スーパー・ミドル級 | 76.20kg | |
ライト・ヘビー級 | 79.38kg | |
クルーザー級 | 90.72kg | |
ヘビー級 | 90.72kg超 |
全17階級となります。
調べてみてわかったのですが、過去日本人でウェルター級の世界チャンピオンになった人は1人もいません。
また、日本人の世界チャンピオンで最重量は、ミドル級(72.57kg)の竹原慎二と村田諒太(現役)です。
日本人の遺伝的な体格から日本人チャンピオンが多い階級は、「ミニマム〜バンタム級」になっていて、それ以上になると途端に日本人の世界チャンピオンが減ります。
ボクシング階級の体重の違いは?
階級 | 体重 |
---|---|
ミニマム級 | 47.61kg |
体重差 | 1.36kg |
ライト・フライ級 | 48.97kg |
体重差 | 1.83kg |
フライ級 | 50.80kg |
体重差 | 1.36kg |
スーパー・フライ級 | 52.16kg |
体重差 | 1.36kg |
バンタム級 | 53.52kg |
体重差 | 1.82kg |
スーパー・バンタム級 | 55.34kg |
体重差 | 1.81kg |
フェザー級 | 57.15kg |
体重差 | 1.82kg |
スーパーフェザー級 | 58.97kg |
体重差 | 2.26kg |
ライト級 | 61.23kg |
体重差 | 2.27kg |
スーパー・ライト級 | 63.50kg |
体重差 | 3.18kg |
ウェルター級 | 66.68kg |
体重差 | 3.17kg |
スーパー・ウェルター級 | 69.85kg |
体重差 | 2.72kg |
ミドル級 | 72.57kg |
体重差 | 3.63kg |
スーパー・ミドル級 | 76.20kg |
体重差 | 3.18kg |
ライト・ヘビー級 | 79.38kg |
体重差 | 11.34kg |
クルーザー級 | 90.72kg |
ヘビー級 | 90.72kg超 |
このわずかの体重差で階級が変わってくるので、ボクシングの階級が多すぎる!世界チャンピオンが多すぎる!という批判が起きてくるわけですね。
- 軽量級の方は、階級の体重差が「1.3kg〜1.8kg」
- 中量級になってくると階級の体重差が「2kg〜3 kg」
- ヘビー級になると階級の体重差が「11kg」とすごい世界に突入しています!
ボクシング階級名の意味や由来
階級名 | 意味や由来 |
---|---|
ミニマム | 最小 |
フライ | ハエ |
バンタム | チャボ |
フェザー | 羽 |
ライト | 軽い |
ウェルター | 波 |
ミドル | 真ん中 |
クルーザー | 巡洋艦 |
ヘビー | 重い |
階級の由来を見ると、全く統一感がありません。
虫がいたり、鳥がいたり、巡洋艦がいたり…。
階級がだんだん増えていったようなので、このようになってしまったのかもしれません。
まとめ
自分の身長や体格、筋肉量などを含めてどの階級で世界チャンピオンを目指すのか!これだけ階級があると悩ましいところです。
また、ミニマム級からバンタム級までの階級の体重差がほとんどないことがよく分かります。
1kgって食事次第では、1日で変わってくる体重!
ボクシングの軽量級は、減量との戦いもあるストイックな世界ですね。
コメント
海外では170センチ未満ライト級から上の選手が沢山いますが日本には皆無ですね。本当の所自分自身よりもデカイ相手に挑むから人生に於いて試練にもなるし、小さな相手に挑む事は試練にもならない上に勝てる相手なので魅力が無い上にボクサーとしても成長が出来ないのだ。格闘家、武道家は鍛えて自分自身よりも強い相手に挑むから格好いいし人生の意味があるのだ。成長がしたければ筋肉質な体を作り階級を上げても勝てる試合をすれば良いことだ。今はネットがあるのでこの選手がこんだけ練習して階級を上げても勝ったのだと言うことが調べたら直ぐに分かるし、何もしないで無理とか言わず先ずは強い相手、デカイ相手に挑めるぐらいに努力と練習をして自分自身に勝って欲しいものだ。現に海外ではそういう選手がいるからね。日本人選手にはもっとハングリー精神が必要だと思うね。
金星宏幸様
コメント、ありがとうございます。
確かに、日本人のボクサーにスケール感のある選手はあまりいないですね。
私は、井上尚弥選手に期待しています!