田舎の雰囲気に馴染めない場合の例
考え方が違いすぎて、見るもの聞くもの、いちいち腹が立って、いられなくなります。
自分の価値観からすると「ふつーそれやらないでしょ」と思うことを、平気でやっていたりします。
地元の人は同じ価値観で生きているので、おかしいことに気づきません。また、気づいてもお互いに注意しません。自分だけ共同体から嫌われたくないので、なかったことにします。
生活する中で、何回もそういう想いをしたりします。これは文化が違うのでしょうがないです。
これは移住する側がやらなければいけない、すり合わせになります。移住先の人は基本的に変わらないと思ったほうがいいです。期待するだけ失望するので。
田舎の人が求めているものは?
こちらが田舎に何かを求めるように、田舎の人もこちらに対して何かを求めています。
田舎の人は、田舎を尊重し利益をもたらす人は大切にしますが、そうではない人には冷たかったりもします。
これはある意味当たり前のことです。
田舎は人口減少で消滅の危機に立たされています、なんとか新しい人間に来てもらって立て直したいと思っています。
女の人が来たら、土地の人と結婚してもらって、子供を産んでもらえたら、人口も増えると思っていることでしょう。また、介護や医療も切迫しいるので、介護士や看護師にも来てもらいたいでしょう。
こういう損得を常に考えているのは、都会も田舎も変わりません。田舎に何らかのメリットがなければ、ここまでの補助を用意しません。
移住する前に確認するポイント
- 自分がその移住先で何をしたいのか?何ができるのか?を明確にしておく
- 自分がその移住先の何が好きなのか?を明確にしておく
- 移住先の自治体が移住者に何を求めているのかを把握すること
- 地元の人と話して、価値観や文化を理解すること
- 移住先が見つかった場合、何度も通ってみること。「春夏秋冬」季節によって生活が変わります。
まとめ
移住に関して少しネガティブに書きましたが、移住をして本当に良かったという人もいるので実際に自分で体験して確かめてみて下さい。
しかし、都会の人間関係が嫌で、田舎に行くのはやめましょう。人間関係は間違いなく濃くなります。つまり、逃避で田舎に行ってもあまり良いことにはならない可能性が高いです。
積極的に、「そこで何かをやりたい!」「その場所の何かが好き!」という場合はうまくいく可能性が高くなると思います。
いずれにせよ、移住の1番のポイントは、風景でも、お金でもなく、人間関係です。
このことを忘れずに、自分の感覚を信じて、素敵な移住先を見つけてくださいね!