高知県空海修行の洞窟・御厨人窟が立ち入り禁止!納経所で御朱印はOK

御厨人窟立ち入り禁止

日本一周車中泊の旅で、大感激した高知県室戸市にある「御厨人窟」。読み方は「みくろど」と読みます

しかし、その御厨人窟が2018年現在立入禁止で閉鎖されています。御厨人窟の隣の洞窟、神明窟(しんめいくつ)が閉鎖されているのは知っていましたが…。

御厨人窟は中に入らなければ、あの魅力がわからないのに残念です。

そこでここでは、「なぜ御厨人窟が封鎖されてしまったのかの理由」と「いつ御厨人窟が復旧するのか」「御厨人窟の納経所で御朱印はもらえるのか」「御厨人窟へのアクセスや駐車場」についてまとめてみました

スポンサーリンク
レクタングル 大




御厨人窟とは?

御厨人窟とは、四国の室戸岬から徒歩1km弱、徒歩10〜15分の位置にあります。

この洞窟は1200年前に青年であった弘法大師空海が悟りを開いたとされる場所

この洞窟から見える景色が空と海のみだったことから「空海」と名乗るようになったと言われています。

実際に御厨人窟には2回入ったことがありますが、神秘的でもあり怖ろしくもある、言葉にできない雰囲気があります。

御厨人窟の中は真っ暗で、いくつかろうそくがついていましたが薄暗く、洞窟の外が明るければ多少外から光が入って来ていました。

確かにここで生活して、一日中瞑想していたら悟れそうだなと思える雰囲気がありました

御厨人窟が封鎖された理由

御厨人窟が閉鎖されたきっかけは、お遍路の男性2人組の近くに2.5メートルほどの岩が落ちてきたこと。

怪我人はいないにも関わらず、その事件の後すぐに洞窟への立ち入りを禁止。岩は、御厨人窟入り口の上にせり出していた岩で、雨による侵食などの影響で落ちてきたとのこと。

崩落や落石の危険があり、観光客の安全のため、立入禁止となりました

2015年から御厨人窟が立入禁止となり2018年現在まで封鎖され、神明窟はそれより前の2012年から封鎖されています

現状は御厨人窟と神明窟の前に人が入れないよう、柵で封鎖されています。

え、こんなことで立入禁止にしちゃうのか!と本当にビックリ。1200年以上前からずっとあったものなのに、なんだか残念。

御厨人窟はいつ復旧するのか?

実は、落石防止工事が進まない理由が3つありました。

  1. 御厨人窟の周辺の土地が個人の所有になっていること
  2. 有名な観光地の落石工事の実施には、国の許可が必要なこと
  3. 御厨人窟の上の岩場をセメントで固める方法もあるが、景観を損ねること

などの理由を室戸市の担当者が語っています。

この理由を見ただけでも、御厨人窟に入れるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

というか、個人的には自然現象で岩が1個落ちただけ。大したことじゃない。自己責任で入らせてよ!と思う

こういう自然に出来た洞窟は、下手に改修工事をすると「自然の魅力がゼロ」「雰囲気が最悪な場所」になったりするから本当にやめて欲しい

御厨人窟の納経所で御朱印はもらえる

御厨人窟の駐車場脇に「みろくど納経所」があり、納経所に担当の方がいれば、御朱印を頂けます

御厨人窟へのアクセスや駐車場

【住所】高知県室戸市室戸岬町

【電車+バスでのアクセス】

電車が通っていないので、

  • 土佐くろしお鉄道「奈半利(なはり)駅」
  • 阿佐海岸鉄道阿佐東線「甲浦(かんのうら)駅」

から、高知東部交通バスに乗り「岬ホテル前バス停下車」で徒歩5分 

【車でのアクセス】

高知から90km、約2時間

【駐車場】

無料で、約5台ほど

まとめ

御厨人窟はおすすめの場所なので、封鎖は本当にもったいない!

御厨人窟の前の海沿いの道に空海さんが行水をした池があり、そこは見ることができるのでおすすめです

空海さんが好きで、お遍路が好きな人は、絶対に行きたい場所の1つだと思うので、「早く入ることができればいいな」という期待を込めてこの記事を終わりにしたいと思います。

ありがとうございました!

スポンサーリンク
レクタングル 大




レクタングル 大




関連ユニット