車中泊のマットレスおすすめは?ニトリ/オンリースタイル/FIELDOOR比較

車中泊のマットレスおすすめ

夫婦二人、車で日本一周してきました。

北から南まで約2ヶ月半、77日間。

たまに宿を取ることもあったけれど、基本的には「車中泊」。

はじめて車中泊の旅をして痛感したことはというと…

長期間の車中泊はマットレスは必須!!

ということ。

これから車中泊の旅を検討している方は特に、「車の中での寝心地気」になりますよね。

そこで、ここでは

  • 車中泊の寝心地とマットレスをおすすめする理由
  • おすすめの車中泊のマットレス
  • おすすめできないニトリのマットレス

について分かりやすく説明していきます。

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車中泊にマットレスをおすすめする理由

車中泊のマットレス

車中泊のマットレスをおすすめする最大の理由はこれです。

車中泊にマットレスを使うと背中の凸凹が気にならなくなりよく眠れるから

実は私たち夫婦がマットレスを使い始めたのは旅を開始して2週間ほどたってからでした。

マットレスが有る場合とない場合の眠れ具合、疲れの残り具合の実体験をもう少し詳しくご紹介していきます。

長期間の車中泊はマットレスは必須

日本一周の旅で使用した車は軽自動車「N-BOX」。

旅前に就寝用のマットレスも実は検討しましが、値段も張るしなんとかなるだろうと軽く考え、使わずに旅に出ました。

基本的に夜は、後部座席を倒してフラットにして眠るのですが、その寝心地といったらないです。

キツイ!!

シートを倒しても完全なフラットにはならずどうしても段差はできてしまうためとにかくキツイ…。

実際に感じた、マットレスなし車中泊の寝心地はというと…

  • 背中にゴツゴツあたり痛い
  • 背中と肩がバキバキになる
  • 日数が経つにつれ肩こりと頭痛で目が覚める
  • 寒い日は背中から冷えてくる

などなど。

最初の数日は問題なかったのですが、日数を重ねるにつれどんどんきつくなり、車で眠るのが嫌になってきます。

睡眠も浅くなり、寝た気がしません。

だんだん、日中眠くなるという悪循環に…。

結論としてたどり着いたのは「長期間の車中泊旅にはマットレスは必須」

ということ。

私たち夫婦は最初の約2週間はマットレスなしでなんとか耐えましたが、その後マットレスを購入しました。

車中泊のマットレスのおすすめはコレ!

実際に使ってみておすすめの車中泊のマットレスは

  1. 「オンリースタイル」
  2. 「FIELDOOR」

です。

車中泊のマットレスの選び方のポイント

車中泊用のマットレスを選ぶポイントは大きく3つです。

【マットレス選びの3つのポイント】

  1. コンパクトになる
  2. 防水加工がしてある
  3. 厚みが10センチ以上ある

ポイント1:コンパクトになる

マットレスは使わないときは小さくたためてコンパクトになるものを選ぶことがポイントです

車中泊で長期間旅をする場合、荷物をたくさん積むことになります。

マットレスは広げたままの状態だとかなりかさばるため、コンパクトにたためないとジャマな存在になりかねません。

ちなみにたたむとこんな感じです。

車中泊 マット

ポイント2:防水加工がしてある

車中泊の車内は湿度が高くなるため、マットレスの防水加工は必須条件です

また、夏場の車中泊は汗だくになることもあるので、寝汗をかいた時でも防水加工がしてあれば水拭きできるので清潔ですよね。

布製のマットレスは車内の湿気を吸ってしまうため湿気くさくなるのでNGです。

ちなみに冬は汗はかきませんが、マットレスがないと背中から冷えて冷えて寒くてたまりません…。

ポイント3:厚みが10センチ以上ある

(参考:オンリースタイル公式サイト)

シートの凸凹した段差を解消するには10センチ以上の厚みは必要です

薄いと段差が解消しきれません。

マットレスを敷かないよりは多少マシにはなりますが、背中にゴツゴツした段差は感じるので結局は痛くて耐えられなくなります。

へこみすぎず最低でも10センチは厚みのあるマットレスを選ぶことがポイントです。

おすすめの車中泊マットレス「オンリースタイル」「FIELDOOR」の違い

おすすめのマットレス「オンリースタイル」と「FIELDOOR」をわかりやすく表で比較してみました。

  オンリースタイル FIELDOOR(Sサイズ)
サイズ 幅66×198㎝ 幅60×長さ195㎝
収納時のサイズ 約20×73㎝ 約25×60㎝
防水加工 あり あり
厚み 10㎝ 10㎝
値段 約17,000円 約7,500円

それぞれの特徴をもう少し詳しくご紹介していきます。

1.オンリースタイルの特徴

「オンリースタイル」は車中泊用のマットレスの元祖。

フルモデルチェンジされてから使い勝手がより良くなりました。

特徴1:バルブのワンタッチ開閉

オンリースタイル 車中泊マット

「オンリースタイル」の特徴はバルブです。

大多数のマットレスのバルブの開閉は左右に回すだけなので、締めが緩いと空気が抜けてしまうことも。

オンリースタイルは空気が抜けない工夫がしてあり他のマットレスとは一味違います。

特徴2:ワンウェイバルブで、空気の逆流を防ぎマットを畳みやすい(レビュー特典)

オンリースタイル 車中泊マット

マットレスはたたむ時、端からくるくる巻きながら空気を抜いて小さくしていきますが、これが意外とたいへん。

なかなか空気が抜けず一苦労することもあります。

また、マットレスがうまく膨らまないときは口で空気を入れますが、これも意外ときつかったりします。

ワンウェイバルブひとつでこれらの不安がなくなり便利です。

特徴3:マットへの空気入れ機能(ここがかなり優れもの!

オンリースタイル 車中泊マット

車中泊用のマットレスは、バルブを開いて自然に膨らむタイプが多いですが、たまにうまく膨らまないなどのトラブルもあります。

先ほども書きましたが、膨らまない時は口で息を吹き込みますがこの一手間が意外とストレスになり、膨らみが甘くても妥協してしまうことも。

空気入れ機能はとても簡単なので、毎回しっかりマットレスを膨らませて快適に寝ることができるので便利です。

2.FIERDOORの特徴

車中泊 マット

実際に私たち夫婦使ったマットレスはこの「FIELDOOR」のSサイズ2枚です

「N-BOX」のような軽自動車はSサイズ2枚が幅的にピッタリ収まります。

特徴1:空気の出し入れがラク

FIELDOORのマットレスは空気口径が24㎜と広いです。

そのため空気の出し入れがとってもラク。

バルブを開くと自然と空気が入りマットレスが膨らみます。

特徴2:マット同士が連結できる

夫婦で車中泊をするとマットレス2枚を並べることになりますが、FOELDOORはボタンで連結できるのでずれることなく使用できます。

表面が防水加工されていると滑るのでずれることなく使えるのはとっても便利です。

特徴3:お手頃価格

10㎝の厚みがあって寝心地がいいのに1万円しないお手頃価格。

夫婦で車中泊旅となると必然的に2枚のマットレスが必要。

旅自体にコストがかかるのでお手頃価格でこのスペックのマットレスが購入できるのは嬉しです。

車中泊マットレス「オンリースタイル」と「FIELDOOR」どっちがおすすめ?

高いくても丈夫なマットレスがいい方におすすめ→「オンリースタイル」

車中泊初心者やコストを抑えたい方におすすめ→「FIELDOOR」

がおすすめです。

①オンリースタイルの車中泊マットがおすすめの方

車中泊の初心者で、車中泊の期間が長い場合は、オンリースタイルのマットがおすすめです

軽自動車で、夫婦2人の場合は、これを2つ買うと幅がちょうど収まります

車中泊に慣れていて、何度も車中泊をする人も、オンリースタイルのマットがおすすめです。

②FIELDOORの車中泊マットがおすすめの方

車中泊の初心者で、車中泊の期間が短い場合は、FIELDOORのマットがおすすめです

軽自動車で、夫婦2人の場合は、これを2つ買うと幅がちょうど収まります

実は…

FIELDOORのマットレスは、車中泊で日本一周中の2ヶ月半は特に問題がなかったのですが、その後、問題発生。

2度目に、車中泊で北海道一周旅で使用した時、マットの一つがが空気漏れを起こしてしまいました…。

空気を入れてバルブを閉じても、徐々に空気が漏れてペチャンコに。

もう1枚は問題なく使えていますが、残念です。

こういう空気を入れるタイプのマットは空気のバルブがかなり重要になります

もしかしたらバルブの耐久性に問題があるのかもしれません。長期間使うには、ちょっと不安です。

オンリースタイルは使っている素材がFIELDOORのマットよりも良いものでバルブ自体も、FIELDOORのマットのバルブより、頑丈そう。

ただ…

FIELDOORのマットが7,500円位で、オンリースタイルのマットが17,000円位なので、差額10,000円です

どちらを購入するかは「お財布と相談」で決めることをおすすめします。

車中泊マットでおすすすめしないニトリマットレス

車中泊 ニトリマット

ニトリのマットレスなら車中泊していないときは家でも使えるしいいかも!!

と思った方。

残念ですが、ニトリのマットはおすすめできません

ニトリのマットをおすすめしない理由

ニトリのマットには、厚みが5cm(5,000円位)のものや、厚みが12cm(8,000円位)あるもの、また3つ折りや4つ折り、6つ折りといった種類がありますが…。

ニトリのマットは、先程紹介した「マットの選び方の基準」に当てはまりません

  1. かさばる
  2. 厚みがない
  3. 防水加工がない

ニトリのマットは、三つ折りにしてもかなりかさばります。

寝ている時はシートを倒しますが、起きている時はシートを戻します。シートを戻した後に、これだけ大きいマットを収納することは難しいと思います。

そこにあるだけでかなりの存在感と圧迫感!

頑張って収納できたとしても大変です。特に軽自動車…。

考えてみてください。

厚み10センチの3つ折り=30センチの高さのマットレスがドンっと後部座席に居座っている様子を。それも2枚で60センチ。

横幅もあるので他にはもうほとんど何も収納できなくなるのでは…?

さらに…

表面が防水加工していないので、湿気を布が吸い込みます。長期間使うものとしても適しません。

ニトリのマットに5,000円や8,000円使うなら、同じような料金の車中泊用マットのほうが断然おすすめです

まとめ

車中泊をするなら、絶対にマットはあったほうがいいです。車中泊グッズの必需品の筆頭は、間違いなく「マット」です

車中泊のマットは、実際に経験しないと見えてこない使い勝手があります。

今回紹介した「FIELDOORのマット」も「オンリースタイルのマット」も非常に使い勝手がよくおすすめです。

車中泊にマットがあるのとないのとでは、車中泊の快適さが全く変わってきます。

実際に車中泊で日本を一周して痛感しました。

自分の車中泊のスタイルに合わせて、気に入ったものを使ってみて下さいね!

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