2018年2月1日に映画「スリービルボード」が日本公開されます!前評判の感想やレビューもかなりよくて、期待も大きくなります。
トロント国際映画祭観客賞受賞や、ベネチア国際映画祭でも脚本賞も受賞し、アカデミー賞に「ノミネート」されるのも間違いなさそう。
ここでは、「スリービルボード」のあらすじやレビュー、また映画の中で流れていたサウンドトラックの音楽情報もまとめてみました。
スリービルボードのあらすじは?
舞台は、アメリカミズーリ州の片田舎。
娘の命を、ある日突然奪われた母親のミルドレッド(主人公)
いくらたっても犯人が逮捕されず、警察に対するどうしようもない苛立ちが募る。
事件を解決できない警官へ抗議をするため、田舎町の道路脇に巨大な3枚のビルボードを設置する!(3枚の広告看板=スリー・ビルボード)
3枚の看板が発端となり警官、住民などが絡み合い、事件は町全体へと広がって行く。
それぞれの大切なものを守るために本音をぶちまけ、人間同士がガチンコでぶつかり合う!
結末はどこへゆくのか…。
PVの予告編を見ただけでも、キャラクターが濃く、テンションが凄いですね!
スリービルボードは面白いの?
トロント国際映画祭観客賞受賞や、ベネチア国際映画祭でも脚本賞しています。また、ヤフー映画やその他の批評サイトでも、4以上と前評判はかなり高いです。
あらすじからは想像できませんが、東京国際映画祭では笑いが起きていたとのこと。サスペンスなのにコメディ?と不思議になりますが、この現象はわかる気がします。
人間の本気のぶつかり合いは、時として常軌を逸し、支離滅裂になり、おもしろくなってしまう。
お笑い芸人のセオリーですね!
以上のことから、面白いと言えるのではないでしょうか。
スリービルボードの音楽は?
この映画の中に流れる音楽が素晴らしく、耳に残りました。
調べてみたら、西部劇の音楽らしいです。
怒りに燃える主人公が、西部劇の音楽と共に、暴れまくる!
これだけでもかなり笑えますね。
ちなみに
スリービルボードのサウンドトラックCDは2018年1月24日に発売されます。
気になる方はチェックしてみてはいかかでしょうか。
まとめ
追記2018年2月1日「スリービルボード」を観てきました!
娘を奪われたことによる復讐心から始まると思っていたこの映画。
実際に映画を観てみると…。
復讐が始まる以前から怒りを心に溜め込んだ主人公が娘を奪われたことにより、更に怒りがエスカレート。狂気の沙汰の世界へと入っていく…。なぜそこまで…?という行動も多々。
3枚のビルボード(看板)に関わった人たちが心に抱く感情はほぼ「怒り」「復讐」なのだけど、その中に愛情深い人もいて、その愛の連鎖が少しづつ広まっていく。
復讐や怒りが強くても、たったひとつ深い愛にふれると少しずつ人って変わっていくのだな。もしかしたら、変わってほしいという監督の願いかもしれないけれど。
心の闇を抱えた人間がどう立ち直るのか、どうすればいいのか、負の連鎖から抜け出すにはどうすればよいのか…など色々考えさせられる映画だった。
色々な意味で、おすすめします!