WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)のバンタム級に参戦する井上尚弥選手の活躍が楽しみです!
そこで疑問が…。
WBSSボクシングのルールでは、「他団体のチャンピオン同士が戦った場合、統一王者になれるの?」「ベルトの移動はあるの?」ということ。
ここでは、「WBSSルールでは統一タイトル戦になるのか」「WBSSで統一チャンピオンになった場合、その後はどうなるのか」についてまとめてみました。
WBSSルールでは統一タイトル戦になる
WBSSバンタム級出場決定選手は4名で、いずれもWBA、WBO、IBFの王者。
ランク | 名前/国/年齢 | 戦績 |
---|---|---|
WBAスーパー王者 | ライアン・バーネット(英国/26歳) | 19勝(9KO)無敗 |
WBA王者 | 井上尚弥(日本/25歳) | 16勝(14KO)無敗 |
WBO王者 | ゾラニ・テテ(南アフリカ/30歳) | 27勝(21KO)3敗 |
IBF王者 | エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ/25歳) | 18勝(12KO)無敗 |
では、WBSSで王者同士が戦った場合はどうなるのか?
王者同士が戦った場合は、ベルトをかけた統一タイトル戦になります!
WBSS第1回(前回の結果)のクルーザー級では4団体の王者が参加して、ベルトが統一されていることからも、WBSS第2回でも同じように統一されるのは間違いないでしょう。
WBSSのルールでは、1回戦はチャンピオン同士の対戦にならないようにトーナメントが組まれるようなので、WBSSの準決勝から他団体同士の「統一タイトル戦」になることが考えられます。
WBSSバンタム級で井上尚弥が優勝すれば
WBSSバンタム級トーナメントで井上尚弥が、
- WBAスーパー王者のバーネット
- WBO王者ゾラニ・テテ
- IBF王者エマヌエル・ロドリゲス
らと、対戦し勝ち続けて優勝すれば、戦った相手次第ですが、いくつかの団体の統一王者になると予想されます。
WBSSで統一王者になった場合
井上尚弥が3〜4団体の統一チャンピオンになった場合は、それぞれの団体の指名挑戦者と試合をしなければいけなくなります。
その後の指名挑戦者との試合をどう消化するのかがポイント。
ボクシングのチャンピオンの試合は1年間に大体3試合です。その中ですべての試合を消化できるかどうか。
指名試合ができずに、王座を返上することも考えられます。
まとめ
WBSSトーナメントで、階級最強を決める!
なおかつ、対戦相手が王者の場合はベルトをかけた統一戦になる!
井上尚弥選手が言っていたように、まさに「天下一舞踏会」
WBSSは2018年秋、10月7日(日)横浜アリーナで第1回戦が行われる予定です。