映画「おおかみ子どもの雨と雪」のモデルとなった古民家「花の家」。
縁側が広く日向ぼっこができる昔ながらの家。
その目の前の庭ではしゃぐ雨と雪。画面の中に広がる風景はアニメーションでみても素敵でしたよね。
映画を見て「こんな家に住んでみたいな…」と憧れた方も多いのではないでしょうか。
とても気になったので実際にモデルとなった花の家へ行ってきました!
ここでは
- 花の家のアクセス方法と料金、駐車場
- 花の家へ行った感想
についてまとめてみました。
おおかみこどもの雨と雪「花の家」ロケ地へ
2012年に放映された「おおかみこどもの雨と雪」。
その主人公「花」が移り住んだ古民家が実存すると知ってなんだか無性に見てみたくなりました。
そこで、富山県に行く機会があったのでせっかくなので立ち寄って見ることに。
Google Mapに住所をセットして出発。
花の家が近くなるに連れて、道は舗装されていますが狭い山道です。
平日だったため車も少なく、山道に差し掛かってからすれ違った車は1台。後ろにバイクが1台いるだけです。
おおかみこどもの花の家
山道を少し走ると、程なくして目的の場所「おおかみこどもの雨と雪」のモデル地に到着です。
「花の家」の入り口は看板があるのですぐに分かります。
そして…
お天気が悪かったので画像が少し悪くなってしまいましたが映画そのままの「花の家」です。
ちょっとびっくりするぐらい全く一緒!
思わず「おおっ!」っと感動してしまいました。
花の家の入り口
ただ…、家の中に入る時ちょっと怖いんです。
家の中は自由解放になっているのですが、中は真っ暗。
電気も自分でつける仕組みです。
古民家って電気をつけずに締め切っていると真っ暗なんですよね。
もうどっきどきです。
ひとりじゃなくて良かった…と心の底から思ってしまいました。
ちなみに、ひとりで見学に来ていたバイクの人は「花の家」に外観を見て、そのまま中を見ずに帰っていきました。
怖かったのかな…。
花・雨・雪にご対面
そろそろと玄関の木の扉を開けて電気をつけると入り口に「ムヒ」が。
自由に使っていいそうです。
周りに自然が多いのででなつは虫が多そうですが安心ですね。
家の中に入ってすぐ、雨と雪を抱いた花ちゃんに会えます。
家の中の見取り図です。
家の中も映画そのもの
とっても趣のあるお風呂です。
木でできたお風呂!
浴室の隣には昔使われていたんだろうと思われる窯などがありました。
ガスコンロや炊飯器など現代のキッチンもあります。
見た感じ、もう使われなくなって久しいのではないかな、と。
少し手前(?)の部屋の電気をつけると血中央に囲炉裏?なのかな。煙突らしきものが近くにある不思議なものが。
暖炉かも?よくわからないけれど情緒があります。
この他にも蚊帳のはられた寝室やソファのある応接室、実際に住んでいたいた方のものと思われる仏壇や遺影のある部屋もあります。
遺影のある部屋でグッズを販売しているのにはびっくりしましたがこれもあり、なのかな。
実際に住んでいた人がいたのが分かる分重々しさも感じ、知らない人の家を勝手に探索しているような感覚でした。
トイレは使えます
玄関横には使用可能なトイレがあります。自由に使って良いそうでお借りしました。
トイレは現代風です。
キレイに管理されています。
ありがとうごさいました。助かりました。
おおかみこどもの花の家アクセス方法と料金
花の家の住所や料金
住所:富山県中新川郡上市町浅生18
料金:無料
花の家へのアクセスと駐車場
富山県富山市から「おおかみこどもの花の家」までは約20km、40分弱で到着します。
途中道が狭くなり、車が行き違えない場所もありますが、一本道なので迷わないと思います。
花の家の入り口には、このような看板が建てられています。
花の家の駐車場
実は、駐車場らしきものは見当たらず、入り口手前の右側に車を止めて観光してきました。
2〜3台しか車を停めるスペースがないですね。
まとめ
映画「おおかみこどもの雨と雪」のモデルとなった「花の家」。
実際に行ってみるとタイムスリップしたような平屋の古民家に出会うことができます。
今ではなかなか見ることのできない風景です。実際にある家と映画の中の家がそっくりなので家の前の庭で「雨と雪が走り回ってて…」と想像しながら見学するのも楽しいです。
ただし、趣がありすぎるので天気が悪い日や日が落ちてからなど薄暗いときに行く際は、怖いので2人以上で行くことをおすすめします。