冬に車中泊はできるの?寒くて寝れないんじゃないの?と思っている方もいるかもしれませんが、しっかりと防寒対策をすれば快適に眠ることができます。
冬は寒くて車中泊を控える人も多いので、逆にゆったりのんびり車中泊できるというメリットもあります。
しかし、冬の車中泊は、寒いからと行って一晩中、暖房をつけておくのはおすすめしません。
一酸化炭素中毒の危険もあり、ガソリンも食う。また、アイドリング禁止の場所も多い。
そこで、冬に車中泊を行う時の【防寒対策や暖房グッズ】、【冬に車中泊する最適な場所選び】などについて、まとめてみました。
冬の車中泊、寝る時の【必須グッズ】
①寝袋
これが最も重要です。
冬の車中泊をする場合、ここだけはケチらないようにして下さい。
ケチって安い寝袋を買うとかなり寒いです。
逆にちゃんとした寝袋があれば、かなり快適に眠ることができます。
寝袋を買う時に注意するポイント
- 寝袋が、冬用 耐寒用 であること
- 最低使用温度などの表記で、「−25℃」などと書いてあるもの
- 頭をすっぽりと覆うことができるもの
何万円もする高すぎるものは必要ありません。
amazonなどで、一万円以下で売っているもので十分です。
②マット
寝袋の下に敷くマットです。
これは防寒対策と背中の痛さの軽減もあります。
これがあるとないとでは、寝心地がだいぶ変わってきます。
冬の車中泊、寝る時の【防寒対策】
寝袋+ホッカイロ+湯たんぽ+アイマスクは最強!
①先ほど紹介した、冬用の寝袋を使用
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②ホッカイロを、寒くなりやすい「足元・腰・肩口」などに貼る
+
③湯たんぽ
湯たんぽは、カセットコンロで沸かす方歩が一番簡単です。
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④アイマスク
顔の冷気を防ぎます。
ここまでやれば、寒いことはまずないでしょう。
冬の車中泊【窓の防寒対策】
窓からの冷気も結構寒いので、対策をするとより暖かく過ごせます。
ここでは、窓の防寒用のシェードを自作します。
【用意する材料】
- 銀マット(amazonやホームセンターで売っているもの)
- カッター
- 定規
- ハサミ
やり方はいたって簡単。
【窓の防寒用のシェードの作り方】
①車の窓ガラスに新聞紙を当て、窓の型紙を作る
②型紙を作ったら、銀マットを型に合わせてカットする
少し、大きめにカットする
そこから微調整して、ピッタリはまるようにする。
③完成です。
材料の銀マットの厚みがあるほど、防寒能力は高くなります。
冬の車中泊に最適な道の駅【場所選び】
冬の車中泊に最適なのは、道の駅です。
24時間利用できるトイレもあり、昼間は観光地として機能しているので、雪の対策もされています。
道の駅の中でも場所選びには、多少注意が必要です。
アイドリングしている車から離れたところに駐車する
理由は、周りの車の「排気ガス」が車内に入り込むため。
周りの車が排出した「排気ガス」が、車内に入り込み一酸化炭素中毒の原因になる場合もあります。冬季以外でも、混雑した駐車場などアイドリングしている車が多居場所は注意が必要です。
対策としては、車中泊をするときは、アイドリングしている車の近くに駐車しないことになります。
冬の車中泊の注意点
積雪などにより排気口(マフラー)が塞がれていないかチェック
夜寝ていて積雪があった場合、朝出発する前に車の排気口が雪で塞がれていないかチェックしましょう。
塞がれた排気口から「排気ガス」が逆流し、車内に流れ込み一酸化中毒を起こす危険があります。
また、排気口が塞がった状態でエンジンをかけるとエンジンの故障の原因にもなります。
冬の車中泊【まとめ】
僕が冬の車中泊で一番大切なグッズは何かと聞かれたら、寝袋(シュラフ)と答えます。
これだけでかなりの防寒対策になります。
簡単に防寒をしたい場合は、【寝袋+マット+アイマスク】でOK。
冬の車中泊の場合は、自然の変化を見ながら臨機応変に対応していく必要がありますので、実際に車中泊しながら、工夫してみて下さい。
安全で、快適に冬の車中泊を楽しみましょう!