【コンバットの置き場所と置き方】安全性や置きすぎや置きっぱなしの効果

コンバットの置き場所と置き方

暖かくなってくると家の中をカサコソ動き回り始める黒いゴキブリ。

いるだけで存在がなんだか怖いですよね…。

ゴキブリを見るのもイヤという方も多いのではないでしょうか。

できれば家の中で遭遇したくないですし、ましてや自らの手で退治することになる事態は極力避けたいところです。

現在はゴキブリの駆除剤としていろいろな商品が販売されていますが、なるべくゴキブリを見ずに効果的にご退場いただきたいという方におすすめなのが「コンバット」です

ここでは

  • コンバットの置き場所と置き方
  • コンバットの安全性
  • コンバットの置きすぎ置きっ放しの効果

についてまとめてみました。

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ゴキブリ駆除剤のコンバットとは?

コンバット

コンバットとは、餌として殺虫剤を食べさせる毒餌タイプのゴキブリ駆除剤です

コンバットにはゴキブリが好む誘引物質を含む餌に殺虫剤が含まれています。

その餌を食べたゴキブリはもちろん、餌を食べたゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリも中毒症状を引き起こし死に至ります。

ゴキブリは集団で生活するので連鎖的に退治できるという仕組みです。

ゴキブリ駆除剤の種類

ゴキブリ駆除剤には大きく4つの種類があります。

駆除剤の種類 特徴
殺虫剤 姿を現したゴキブリに噴霧する
粘着シート 誘引効果のある餌でおびき寄せ粘着シートで捕獲す
くん煙剤 殺虫成分を含む煙や霧を部屋に充満させる
毒餌剤 殺虫剤入りの餌を食べさせて仲間もろとも駆除する

現在ゴキブリ駆除剤として主流になっているのが「毒餌剤」タイプです

「殺虫剤」タイプは、姿を現したゴキブリには効果的ですができれば、遭遇することなくいなくなってほしいですよね。

「粘着シート」タイプは、運良く入ってくれればいいですが、誘引効果のある餌に興味を示さないゴキブリもいます。

くん煙タイプは、そこまで殺虫効果が高くないものが多いです。

ゴキブリは「1匹見かけたら数十匹〜数百匹いると思って間違いない」といわれています。ゴキブリを退治するなら集団でいる場所を駆除できる「毒餌剤タイプ」が一番効率的です。

つまり、ゴキブリをまとめて退治するなら「毒餌剤タイプ」がおすすめです

遭遇してしまった場合に備え、殺虫剤も準備しておけば安心です。

コンバットの置き場所

コンバットの置き場所

コンバットの効果的な置き場所は大きく以下の3つです。

1.ゴキブリが好む場所(暗い・狭い・湿っている・暖かい場所)

2.壁が交差する場所

3.ゴキブリのフンがある場所

置き場所1:ゴキブリが好む場所

コンバットはゴキブリが好む場所に置くと効果的です

具体的には、キッチン周りや冷蔵庫、洗濯機などの電化製品の下、お風呂場や洗面所周りです。

ゴキブリは、暗く、狭く、温かい場所やジメジメと湿っている場所を好みます。

中でも、水や食べ物がたくさんあるキッチン周りは特にゴキブリが好む場所です。

ゴキブリを寄せ付けないために注意すること

ゴキブリを駆除するために必要なことはゴキブリが発生しにくい部屋にすることです。

ゴキブリは特に嗅覚が優れていて、水や餌となる生ゴミや残飯などを求めて徘徊します。

まずは以下の点に注意するようにしましょう。

  • キッチン周りを清潔にしておく
  • 排水溝を清潔にしておく
  • ダンボールを置かない
  • 観葉植物の土に注意する

水気の多い場所はゴキブリが好む場所です。

雑食性でなんでも食べるゴキブリですが、キッチン周りの油や食べ残し、生ゴミなどはゴキブリの大好物。排水溝の滑りや臭いも要注意です。

水回りは特に清潔に保つことがゴキブリを寄せ付けないために大切になってきます。

また、ダンボールや観葉植物の土は暖かく、ゴキブリが寄ってきます。土に配合されている肥料を餌にする場合もあるので注意するようにしてくださいね。

置き場所2:壁が交差する場所

コンバットは、壁と壁が交差する角に置くと効果的です

ゴキブリは壁沿いに歩く習性があります。また、壁にゴキブリがいるということはその近くにゴキブリが普段集団で隠れている場所がある可能性が高いです。

特にパソコンやテレビなど熱を発して温かい家電製品が置いてある場所の壁と壁が交差する場所は要注意です。

置き場所3:ゴキブリのフンがある場所

コンバットは、ゴキブリのフンが落ちている場所に置くと効果的です

ゴキブリの糞は約1~2㎜の黒や茶色の小さな粒です。

特に、水や餌となる生ゴミがあるキッチンの食器棚や引き出しなどに多く落ちています。

ゴキブリのフンは、フェロモンを発していて仲間を引き寄せ、さらにフンを餌にしている他のゴキブリも集める可能性がとても高いです。

コンバットの置き方

コンバット 毒餌剤タイプ

コンバットはいくつか種類があるので用途に寄って選ぶ商品を変えると効果的です。

商品の種類 用途
コンバット ひとつで広い範囲を駆除したい方
コンバットハンター あちこちに置き、家中駆除したい方
コンバットブラックハンター
コンバットスマートタイプ スキマのゴキブリを駆除したい方
コンバット玄関・ベランダ用 外からの侵入を防ぎたい方

置き方1:コンバット

あちこちに置くのではなく、一箇所に置いてゴキブリを駆除したい方におすすめです。

リビングや事務所など、人目につく場所に置きたくない方もいますよね。

コンバットはひとつで広い範囲のゴキブリを駆除することができます。

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置き方2:コンバットハンター

毒餌剤タイプの駆除剤は、ゴキブリのいそうな場所にこまごま置くのが一番効果的といわれています。

何としても家中のゴキブリを全て駆除したい方は、小型でたくさんはいいているコンバットハンターがおすすめです。

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置き方3:コンバットブラックハンター

コンバットブラックハンターもコンバットハンターと同様、たくさん置くタイプの駆除剤です。

有効成分もコンバットハンターと同じなので効力も大体同じです。

何が違うかというと、ゴキブリをおびき寄せる「餌」です。後から発売されたブラックハンターの方がゴキブリの誘引力が強く食いつきが良いと言われています。

値段はブラックハンターの方が若干高いので好きな方を選んで良いと思います。

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アース製薬のブラックキャップもおすすめです。

コンバットブラックハンターと同じような効力があり国内で作られています。

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置き方4:コンバットスマートタイプ

コンバットスマートタイプは、ゴキブリが入り込みやすい狭い隙間に置けるようになっています。

薄さはわずか1㎝で、縦でも横でも置くことが可能です。

ブラックキャップにもスキマ用があります。こちらもおすすめです。

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置き方5:コンバット玄関・ベランダ用

実はゴキブリは外から入ってくることが多いです。

外からの侵入を防ぐために、室外機の下やプランターの近く、玄関やベランダなどに置いておくと効果的です。

有効成分は同じなので屋内用を外でも使うことができますが、雨や風の心配がある場合は屋外用を選ぶことをおすすめします。

ブラックキャップ屋外用もおすすめです。

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コンバットの使い方

コンバットはいくつか種類がありますが基本的に使い方は一緒です。

袋から取り出し、ひとつずつ切り離してゴキブリのいそうな所に置いて行くだけです。

コンバット使い方

上のフタをとる必要はなく、切り離したらそのままおくようにしてください。

容器を切り離す時は、プラスチックの端等で手を傷つけないように気をつけてくださいね。
また、容器が動かないように固定したい時は、裏についている両面テープを剥がして使うことができます。

コンバットの安全性

コンバットは、人体には高い安全性が確認されていると公式サイトに記載されています

コンバットに使用されている成分は以下の通りです。

  有効成分
コンバット ヒドラメチルノン
コンバットハンター フィプロニル
コンバットブラックハンター
コンバットスマートタイプ
コンバット玄関・ベランダ用

「ヒドラメチルノン」は有機フッ素化合物の一種でゴキブリやアリの駆除によく使われる成分で、「フィプロニル」も害虫駆除に用いられる殺虫剤のひとつです。

家庭用の駆除剤は基本的に人体への害が少ない成分や分量で作られているので、そこまで心配することはありません

ですが、それでも虫を殺す威力があるものです。

ペットや子どもがいる場合は口に入れたりしないよう注意するようにしてくださいね。

ちなみに、ゴキブリ駆除剤の中でも「ホウ酸団子」は、誤飲すると人も動物も中毒を起こす危険性がとても高いです。特に小さな子どもや小型犬、猫、ウサギなどは少量のホウ酸でも致死量を超えるケースもあります。

小さなお子さんやペットがいる場合は「ホウ酸団子」の使用は控えることをおすすめします

コンバットの置きすぎや置きっぱなしの効果

コンバットの置きすぎや置きっぱなしの効果

コンバットは有効範囲があるので広さに合わせて置くのが効果的です。

また、コンバット開封後は効果期間が決まっているので、期間を過ぎると効果も薄くなります。

コンバットの置き方目安

コンバットは広さに合わせて置くようにしてください。

目安は以下の通りです。

  有効範囲(10㎡=畳6畳分あたり)
コンバット 1~2個
コンバットハンター 2~4個
コンバットブラックハンター 2~4個
コンバットスマートタイプ 2~4個
コンバット玄関隙間用 1~3個
(5㎡=畳3畳分あたり)

狭い範囲に何個も置いてもそこまで効果は変わりません。

たくさん置くなら、広さに合わせて適切な数を設置するのが効果的です

コンバットの効果期間

コンバットの開封後の効果期間は以下の通りです。

  効果期間
コンバット 約1年
コンバットハンター 約6ヶ月
コンバットブラックハンター 約1年
コンバットスマートタイプ 約1年
コンバット玄関隙間用 約1年

置きっ放しにして期間が過ぎてしまった場合は効果がなくなります

未開封のコンバットは特に使用期限は決められていませんが購入してから3年以内には使い切った方が効果的と言われています。

ゴキブリは寒くなって見かけなくなっても、家電の下や裏側、床下など暖かい場所に潜んで越冬することもあります。

油断せず1年を通してゴキブリ対策をすることが一番です。

つまり、毒餌剤タイプのゴキブリ駆除剤は1年に1回交換すると効果的です。

まとめ

家でゴキブリに遭遇したくない方は「毒餌剤タイプ」の駆除剤がおすすめです

ゴキブリに遭遇すると不快になったり怖くて眠れなくなる方もいますよね。

コンバットは、部屋の中に潜んでいるゴキブリも外から侵入しようとしてくるゴキブリも対策することができます。

生命力も繁殖力もとても強いゴキブリは対策をしないと簡単にいなくなってはくれません。

対策をする場合は、ゴキブリが活発に動き始める前に進めておくと安心です

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