車中泊の旅にキャンピングカーは不要。いらない。と思っている。メリットよりデメリットのほうが目立つ。
しかし、キャンピングカーが人気らしい。正直、なぜそこまでキャンピングカーが人気なのか理解に苦しむ。
調べてみると、ジャパンキャンピングカーショーと言うものが、毎年行われている様子。企業はただ、キャンピングカーを売りたいだけじゃないの?と思ってしまう。
軽自動車N-BOXで車中泊、日本一周&四国お遍路した経験から、キャンピングカーの現実について語ってみたい。
キャンピングカーで日本一周という幻想
【キャンピングカーで日本一周】というイメージやロマンなのだと思うけれど、現実は違う。
アメリカのルート66など、広大な土地をキャンピングカーで走る!というなら分かる。
しかし、日本のように狭い道で、自由に停められる駐車スペースもない。となると、無用の長物になってしまう可能性がある。
もちろん、キャンピングカーにもメリットはある。
キャンピングカーのメリット、広さと快適なベッド
なんといっても、車の中で普通に立つことができる広さと快適なベッドがあるのはうれしい。また、趣味の道具などもいろいろと持っていくことができる。
これは軽自動車で日本一周したときから、キャンピングカーを見て羨ましかったこと!
ただし、これ以外にキャンピングカーのメリットがあまりない。
トイレがあることもメリットに見えるかもしれないが、実際は道の駅やコンビニがいたるところにあるので、掃除する手間が必要なキャンピングカーのトイレを使わなくなる。
キャンピングカーのデメリット
①キャンピングカーの値段が高すぎる!
②車高が高く、幅も大きいので、運転に気をつけなければならない。これは日々のストレスになりかねない。運転が怖いのでルートを変えなければならない可能性が出てくる。
③観光地が山の中や細い道の先にある。目的地が、細い道を通おらなければならない場合、行けない可能性が出てくる(世界遺産や四国お遍路、マニア向けの温泉など)
④車が大きいので駐車スペースを考えなければならない。キャンピングカーのサイズによっては、大型車用の駐車場にしか止められない場合もある。コンビニも同様。
⑤キャンピングカーは、普段使いの車としては使いづらい
⑥キャンピングカーを使わない時(自宅にいる時など)、キャンピングカーをどこに置くのか?も考える必要がある
⑦車検や部品など維持コストが高くつく。
これらのデメリットに加え、キャンピングカーを夜どこに停めるかの心配もある。
キャンピングカーで泊まる場所
①RVパーク(1,000〜3,000円)
②オートキャンプ場(2,000〜6,000円)場所によってピンきり。
③道の駅(無料)
④高速道路のパーキングエリア
⑤自力でふさわしい場所を探す。慣れないとこの場所探しは難しい。
毎日のことになると、RVパークやオートキャンプ場のお金が高くついてくる。
すると、多くの人は道の駅を利用しだす。
自然の中でキャンプ!という訳にも行かなくなってくるのが現実。
キャンプ場やRVパークに3,000円払うなら、安いホテルに泊まったほうがよほどいい。
実際2人で5,000円以内の宿はかなり多くある。
これらのデメリットがあるため、大型キャンピングカーの人は、北海道に集まって来るようになる!
キャンパーの聖地、北海道
キャンピングカーを走らせて一番ストレスなく快適なのは北海道。
道も広く、道の駅も広く、安いキャンプ場もある。
北海道の道の駅は、キャンパーが来ることを前提に考えられていたりする。
本州の道の駅は、キャンパーさんに冷たかったりするからね。
するとどうなるか?
北海道がキャンピングカーだらけになる。
というか、キャンピングカーは北海道にしか適さないと言ってもいい。
安いキャンプ場に何日もいる人も。
そして、北海道に何ヶ月もいる。
せっかくキャンピングカーを買ったから、長く居たいのもすごく分かる。
これらの前提で、
それでも、キャンピングカーがいい!という人は?