知床はほとんど一本道で、観光スポットもあまり多いわけではない。
観光地すぎる場所が嫌な方におすすめなのが、無料温泉「熊の湯」
ただ、夏場のブユには気をつけてね。
知床峠
知床峠に入る手前「カムイワッカ」の滝。
残念ながら通行不可。
峠へと向かう。
知床峠は、「知床横断道路」とも呼ばれ知床半島を横切っている。
今日の出発地「斜里町ウトロ」とこれから向かう「羅臼」を結ぶ道。
昨夜が大雨だったためか、霧が出ている。
知床峠の頂上へ向かうに連れて、前が見えなくなるほどの濃霧。
それがまた、何とも言えず幻想的。
ここ知床峠には「おねだりキツネ」がいるとの事。
おねだりキツネとは?
人間に食べ物をねだりにくるキタキツネ。
(最近北海道へ行き、実際に出会ったおねだりキツネの写真)
もちろん、野生動物エサをあげてはいけない。
人間からエサをもらい、そのうまみを知ったキツネは本来の狩りが出来なくなってしまう。
餌をもらうために近づいた車にはねられたり、観光客が少なくなり人間からエサをもらえなくなった冬に、おねだりキツネは死んでしまうそう。
まあ今回は、霧も深くてキタキツネどころか景色も何も見えなかったけれど。
そして到着した頂上「知床峠展望台」。
知床峠展望台
寒…!!!
ここから「羅臼岳」が見えるとらしいが霧で見えない。
早々に車に戻り羅臼方面へ向かう。
無料温泉「熊の湯」
「知床峠展望台」から「羅臼」へ向かう道の右側。
無料温泉「熊の湯」へ。
事前に調べていた場所。
初・無料温泉入れるか…?
駐車場に車が止まっている気配はない。
橋を渡り、すぐに林の中にある小屋。
手前が女性、奥が男性。
入っていいものかどうなのか…。
初めてのためなんとも判断がつかず、今回は入浴断念。
立ち止まるとすぐによってくる「吸血虫ブユ(?)」にご注意を。
ちなみに、別の機会に北海道に訪れた際ここ「無料温泉熊の湯」は入浴済み。
無料温泉の体験話は、そのうちにまた。
知床峠を降りて最初に立ち寄ったのが「道の駅 知床・らうす」。
道の駅「知床・らうす」
日本最果ての地、知床羅臼
晴れた日にはここから国後島が見えるとか。
雨も上がりうっすらお日様が。
国後島、見えるような見えないような…
羅臼町の魅力は「野生動物との遭遇」と謳っているだけに、道の駅には様々な観光案内が貼ってある。
クルージング・観光船とか。
夏はクジラやイルカが高確率で見られるらしい。
そして昼近くなりお腹すいたなーと思い「北海道らしい何か」を探してみる。
見つけて思わず買ったのがこれ。
「ホッケおにぎり」
「おにぎり」というよりも「丼」に近いような。
普通のおにぎりよりもだいぶ大きくて直径15㎝くらい?
大きな米のかたまり(おにぎり)のなかに塩味濃い目のホッケ。
それに海苔がまいてある。
これがなかなかの美味。くせになる。
おにぎりだけど大きすぎて箸で食べる。
お腹も満たされたところで先へと進む。
最南端へ向かう途中に気になり「野付半島」へ立ち寄る。